相談援助の理論と方法3

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    資料紹介

    資料の原本内容

    問題1
    個人を援助していく上で三つの重要な理解
    第一に個の存在価値、個人の尊厳に基づく理解をし、クライエントの問題をその人固有の問題としてとらえる。
    第二にクライエントの社会関係性に注目し、その人の社会的役割と機能をどのように認識し、発揮していくことが求められるかを理解する。
    第三にクライエントが内包する力を信頼し、変化の可能性を信じる、その人のストレングスに基づいた、困難な状況である場合でも肯定的な視点で誓いする。
    ケースマネジメントの目的
    高齢者であろうと疾患や障害がある人であろうと、そうした人たちが地域社会で生活し続けていけるよう、コミュニティケアを推進すること。
    身体機能的側面のみならず、精神心理的、社会環境的側面も含め統合的にアプローチすること。
    その統合的なアプローチによって「質の高い生活(QOL)」を実現すること。
    また、病院や施設から在宅への生活に戻したり、在宅生活での不必要なサービスや重複サービスの利用を避けることなどによるコストの削減の側面からもQOLの実現を図ること。
    などが目的となる。
    マクスリーのケースマネジメントにおけるアセスメントの7つの特徴
    マクスリーは、①ニーズを基礎にしていること、②クライエントのニーズを包括的・全体的にとらえること、③クライエントのニーズを学際的にとらえること、④クライエントが参加すること、⑤進行する過程としてとらえること、⑥システマテックにニーズをとらえること、⑦書式化された文書を作ること、の7点の特徴を挙げている。
    グループワークにおける波長あわせ
    グループワークにおいて、メンバーからの合図やメッセージを確実に受信し、その心情などを敏感に感じ取るために、あらかじめワーカーが準備することをいう。
    メンバーの基本情報のほかに、問題、問題を取り巻く背景、参加動機や要望などを集め、メンバーへの理解を深め、グループワークで起こり得る場面の予測や、メンバーとの予備的接触を行う。また、自身の反応を予測し、それに対しての心理的準備をする必要がある。
    フォーマルな資源とインフォーマルな資源のそれぞれの良い面と悪い面
    フォーマルな資源は、そのサービスの提供者は提供機関の職員であり、職業として行っているため、提供されるサービスの専門性は一般的に高く、継続性や安定性も高いが、時間や内容の変更などクライアント個別の要望には対応しにくいなど融通性は低い。
    一方インフォーマルな資源はクライエントとの間で結ばれる私的な人間関係の中で提供されるため、専門性が低かったり、長期にわたる提供に不安があったりするが、クライエントに対して親密であり、個別の事情・要望に対して融通性が高くなっている。
    問題2
    コミュニティソーシャルワーク
    インテーク
    社会環境状況
    ストレングス
    ケアプラン
    シー(see)
    作業期
    グループ規範
    自助グループ
    セルフヘルプ・クリアリングハウス
    ソーシャル・サポート・ネットワーク
    リップナック・スタンプ夫妻
    ふれあいのまちづくり事業
    無形
    内的資源
    再資源化
    ケースアドボカシー
    ソーシャルアクション
    リーガルアドボカシー
    人との関係
    問題3
    自助グループとは、「その構成員が特定の体験を共有し、その体験に付随する諸困難に対処することを目的として自発的に展開している持続的な市民活動の形態」と定義され、比較的小集団で活動するグループである。自助グループは自発的であることが特徴であり、専門職の支援はほとんどないか、グループが求めたときのみに限定される。
    当事者組織とは、自助グループとの共通点が多いが、当事者と専門機関という2つの軸の存在が前提であり、自助グループに対してより、福祉・保健・医療サービス利用者としてのソーシャルアクションを強調している面がある。専門職の雇用がある場合でもその支援は限定的なものになる。
    サポートグループは、特定の専門機関の間接的な支援が恒常的にあるグループであり、例えば病院が患者会の運営を例会の場所の提供などによって支援しているなどである。その場合、病院のスタッフが必ず例会に出席しているとは限らず、運営は患者に任されている形態をとっている。一般的な自助グループに対し、サポートグループは特定の専門機関からの支援を恒常的に受けていることが特徴である。
    グループワークは専門職や専門機関が密接に係わるグループである。その専門職や専門機関が、主導して集まりを催すまたは毎回欠かさずにその集まりに出席する、グループ活動の実践の成否に大きな責任を持つなど、前出の他のグループに対して専門職の係わり方が大きく異なっている。
    自助グループ、当事者組織、サポートグループ、グループワークはそれぞれ明確な区分はないが、その成立過程や組織の形態だけでなく、専門職または専門機関との係わりによって段階的に整理されるものである。例えば病院内のサポートグループの例会に毎回ソーシャルワーカーが出席し、発言し、司会にアドバイスするようならばグループワークに近いものになる。逆に特定の病院の患者で構成されていたサポートグループが、病院から離れた公共施設などで例会をもつようになり、病院を問わずに患者を受け入れるようになれば、自助グループに近いものになる。
    東海医療福祉専門学校                        厚生労働省指定通信教育
    学科 社会福祉科 学年 1 学籍番号 氏名 科目 相談援助の理論と方法 課題 レポート課題③

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