大腿骨頚部骨折のケーススタディーの補足1

閲覧数4,354
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    大腿部頚部骨折~Fracture of Femoral Neck~の補足1
    *股関節の基礎知識
    ・関節構造 ;臼関節
    ・運動自由度;3度(屈曲-伸展、外転-内転、外旋-内旋)
    ・LPP   ;軽度屈曲、外転、外旋位
    ・CPP   ;伸展、内旋位
    ・特徴
    体幹と下肢を連結する関節であり、体重の支持性と自由な運動性を兼ね備えている。
    頚体角;120~125°
    ⇒頚体角の変化は安定性、応力、筋の機能をかえる。
    Ex)内反股(頚体角<120)は股関節外転筋のモーメントアームを増加させる。
    このために大腿骨頚に大きな剪断力がかかることとなる。そして、大腿部頚部骨折の可能性も大きくなる。老人の大腿部頚部骨折の頻度が高いのは、骨組織が弾性を失うことのほか頚体角が小さいことも原因となる。
    前捻角;約15°
    ⇒前捻角に異常値を示すと、下肢は非定形的な肢位をとるようになる。
    Ex)前捻角は大きい場合には、下肢は内旋する。これは外旋すると脱臼をしやすいためにとる姿勢とされ、先天性股関節脱臼の整復の第3の肢位となる。また、前捻角が無い、もしくは小さい場合には下肢は外方へ回旋する。橋本さん・・・!? したがって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。