漫画「スラムダンク」の27と28巻では、IHの二回戦、山王に20点以上の点差が付けられた湘北に対して、試合場にいる誰もが試合は山王の勝利で終ると思い込んだ。しかし、まだ湘北が勝てると信じている人がいる。それは監督の安西先生とPFの桜木花道のことである。
元全日本の選手、高校バスケットボール界の名監督の安西先生であるが、桜木はただバスケットボール歴4ヶ月しか持っていない素人にすぎない。バスケットボールについての認識は大きく異なるが、20点以上の大差に対して2人――
「私だけかね?まだ勝てると思っているのは。あきらめる?あきらめたらそこで試合終了ですよ?」(安西先生)。
「おめーらバスケかぶれの常...