明星大学 教育課程論 2単位目
参考文献「現代教育課程入門」 鯨井俊彦・青木秀雄・林幹夫編著 (明星大学出版部)配本09年度~
課題1、教育課程の古典的類型のうち、教科中心カリキュラムと経験中心カリキュラムのそれぞれの特徴をまとめ、「学習指導要領」(昭和26年版)の中で述べられている教育課程の考え方を解釈しなさい。
課題2、教育課程編成の原理についてまとめ、併せて、そこから出てくる「単元」名のうち代表的な「経験単元」と「教材単元」とについて比較して述べなさい。
課題1
教育課程の古典的類型においては、一方の極に教科中心教育課程があり、他の極には経験中心教育課程がある。前者の教科中心教育課程には、教科中心教育課程、相関教育課程、融合教育課程を含む。後者の経験中心教育課程には、生活領域教育課程、中心教育課程、現成教育課程が含まれる。そして、教科中心教育と経験中心教育課程の中間に広領域教育課程が位置している。
ここで、それぞれの教育課程を簡単に説明する。教科中心教育課程は、教材の論理的順序をたどって、事実・定義・論理をそれ自身として求めるものである。相関教育課程は、教科間に連絡をつけ、各教科...