クリティカルケア

閲覧数2,412
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 17ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    クリティカルケアについての資料です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    呼吸の異常と呼吸管理の実際

    呼吸とは…
     自律神経の支配により、意識しなくても規則正しいリズムで繰り返される運動である。呼吸のパターンやリズムは、延髄の橋上部から延髄にかけて存在する呼吸中枢でつくられている。この呼吸中枢でつくられる呼吸パターンは、大脳皮質からの影響も受け、意識的(随意的)な調節も可能である。呼吸運動は自分の意志でとめることも、速さや深さを変えることもできる。
    呼吸の異常

    正常な呼吸(安静時):呼吸数…12~16回/分

               換気量…500ml/回
    異常な呼吸:呼吸中枢の異常、呼吸を調節する機能の異常など

                  

    呼吸の回数・換気量・リズムが不規則になる
    視診でわかる呼吸運動の異常

    口すぼめ呼吸
     呼気時に口をすぼめて、ゆっくり息を吐き出すことで気道内圧をたかめ、末梢気道の虚脱、閉塞を防ぎ、少しでも多くの息を呼出させようとするものである。慢性閉塞性肺疾患を示唆する。

    フーバー徴候
     慢性肺気腫などで、横隔膜の動きが制限されているときに呼吸補助筋で呼吸運動を行おうとするもので、吸気時に下部肋間部が胸腔側、つまり内側へ陥没...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。