言語滅亡についての考察ーアイヌ語ー

閲覧数2,523
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    聖徳大学・通信教育
    「言語と文化Ⅰ」第2課題第1設題。
    ※S評価。末尾に参考文献記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】貴方が最も関心を持っている異文化とその言語について、この教科書で述べられていることと関連させながら、知っていること、思うところを記入しなさい。(1600字)
    第2課題 第1設題
    今世界で滅亡が懸念されている言語の数は、アフリカで37、南北アメリカで161、アジアで55、ヨーロッパで7、太平洋地域で167に上るといわれる。私が、最も興味を抱いているアイヌ語もその中の一つである。言語を媒介し活動する人間にとって、言語が滅亡するということは、その貴重な文化も失うことである。人間の文化的な営みを言語との関連で捉えようとする本講義にとっても大切な問題であると考える。一部の言語は何千年もたった現在もなお使用されている一方で、なぜ多数の言語が滅亡するのかをアイヌ語・文化と併せて考察する。
    ダニエルとスザンヌは言語の滅亡について考察する場合にはまずある言語が拡張し、他を縮小させるさまざまな歴史的出来事についての知識が必要であると述べている。
    アイヌ語・文化が現在の状況に至った歴史的出来事としては、日本の国家秩序に組み込むことを目的としたアイヌ同化政策が挙げられる。政府は1869年に蝦夷地を北海...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。