聖徳大学・通信教育
「生活の科学Ⅱ」第1課題第1設題。
※A評価。末尾に参考文献記載。
【課題】第1章から第5章にわたって衣・食・住についての科学的な見方を学ぶが、我々が地球環境に大きな負担をかけることなく生活をしていくためには、どのようにしたらよいかが問われている。科学技術の発達により便利な生活を営めるようになったが、その反面犠牲にしたものも多いはずである。この点について論じよ。(1600字)
第1課題 第1設題
近年、日本の気候がおかしいと感じることがある。今年の雪の少なさは異常ともいえる現象であった。また、年々の暖冬により桜の開花は50年で5日ほど早くなったとされる。このような異変は地球温暖化の影響であり、世界各地でも観測されている。科学技術の発達は人類に豊富な物や快適な生活をもたらしたが、その反面、各種資源の大量浪費及び大量廃棄などを引き起こし、温暖化のように地球環境に多大な負荷をかけているのである。温暖化の他にも科学技術に起因する社会問題として、オゾン層破壊や酸性雨、遺伝子技術の食の安全性、原子力発電所を巡る混乱などさまざまなものがある。ここでは、便利な生活を営む私達にとって、身近な問題である地球温暖化を取り上げ、環境改善に対しての私達の関り方について考察する...