自白

閲覧数1,236
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,320円 | 非会員1,584円

    資料紹介

    日大通信教育学部の刑事訴訟法の課題について、ポイントにそって整理して説明する合格リポート

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 自 白 に 対 す る 法 的 規 制
    広義の自白法則には、狭義の自白法則(自
    白の証拠能力を否定する法則)と補強法則(被
    告人について、有罪を認定するために必要と
    される自白以外の証拠を補強証拠といい、有
    罪を認定するために補強証拠を必要とする証
    拠 法 則 ) が あ る 。
    2 自 白 法 則 の 学 説 の 対 立
    自白法則の根拠について様々な学説の対立
    がある。三つの学説を紹介する。虚偽排除説
    は、不任意な自白は、その内容が虚偽の恐れ
    があるので排除させるとし、自白の証拠能力
    を自白の任意性ととらえ自白の任意性の判断
    は、自白が「虚偽の自白を誘発する恐れのあ
    るような状況下でなされたかどうか」が基準
    に な る と し て い る 。
    人権擁護説は、憲法38条2項を主として
    同条1項の担保規定と解し、黙秘権を中心と
    する被告人の人権保障のため、強制自白など
    が排除されるとし、自白の証拠能力を自白の
    任意性と考えるが、虚偽排除説と異なり自白
    の証拠能力を自白に信用性から切り離して捉
    える。自白の任意性の判断は、「供述に自由を
    侵...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。