【H25.26年度対応】0740経済開発論<分冊2>日本大学通信教育部/評価A

閲覧数1,567
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題集25・26年度対応!!】

    <参考資料>
    開発経済学事典/渡辺利夫
    現代のアジア辞典/長谷川啓之
    トダロとスミスの開発経済学/トダロ・スミス

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    発展途上国における農業・農村開発は重要な課題であり、その意義は途上国では特に大きい。農業生産性において途上国と先進国とで比較した場合、農業労働力の割合は、途上国の方が大きいが、農業生産高についてみると先進国の方が上回っている。その格差は途上国の中でもずば抜けて労働生産性が高い中南米と比較しても、1979年から81年には先進国との格差は7.9倍、2000年から01年には 14.2倍とさらに格差が開いている。さらに、同年の先進国と中所得国の生産性を比較すると62倍、他所得国との格差は 122倍にまで及んでいる。

    途上国の農業が停滞している原因は主に二つある。一つは、途上国の開発政策との関わりである。途上国は植民地から独立するや否や和平派は、経済的に自立する手段として工業化の重要性を認め、工業化を推進することによって経済発展を実現しようとした。そのためには、資本のほか、技術やノウハウ、燃料や原材料など様々な投入が必要であるが、それらのほとんどは途上国でまかなえるものではなかったが、一つだけ途上国でまかなえる重要な要素があった。それが未熟練(つまり低賃金)労働力である。ルイス理論は、工業化の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。