2011年度のレポートです。
これを参考にしてください。
ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
まず、ペスタロッチーの生涯について触れてみる。ペスタロッチーは、1746年スイスのチューリッヒで生まれた。1751年、父はペスタロッチーが5歳の時に死亡する。その後、母と家政婦によって育てられた。1771年には農業を自分の生業として選択することを決意してノイホーフ農場と設立し、4~19才までの貧しい子供たちに、空いた時間に教育を施していた。その年にアンナと結婚している。しかし、周りからの理解を得ることができず、閉鎖してしまう。その後は文筆活動に専念し、一躍有名になる。1798年スイス革命が起こったときは、シュタンツ孤児院を委任される。その後1801年ブルクドルフの初等学校の教師となった。1827年81歳で生涯を終える。
ペスタロッチーはルソーと同様に子供には将来発展する素質が備わっておりこの素質が発達するよう助ける働きをするのが教育であると考えている。そして、子供は生まれながらに動物的でありこれらを排除するために教育するという考えに反対しており、子供達にはもともと、真への認識、美の感情、善の力を有していて、教育者はそれら...