テスト対策; 重要ポイント(刑事訴訟法)(2010年)

閲覧数3,940
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 72ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    科目試験に合格した暗記用の重要ポイントです。個人利用だったため形式のばらつきや多少変な言い回しがある点はご了承下さい。多くの重要ポイントを短期間で確認・習得したい方にお勧めです。 特に重要な64のポイントを論述形式で収録してこの価格!手間を考えればおトクです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    非常上告
    非常上告とは、日本における刑事訴訟の確定判決について、検事総長が最高裁判
    所に対して、その事件の審判が法令に違反したことを理由としてその違法の是正を
    求める申立て(刑事訴訟法454条)を指す。
    通常、判決文の中に如何に明白な誤りがあったとしても、当事者が上訴しなければ
    訂正はできないが非常上告については特別にこれが認められている。当事者の上訴
    の意思とは無関係に原判決を破棄できる点に、この制度の意義がある。
    例えば、法律上は最高刑が罰金10万円となっているのに、求刑・判決とも罰金20万
    円となり、被告人が控訴・上告等をせずに判決が確定してしまったとして、このケース
    について被告人本人ではなく検事総長が非常上告により判決を破棄させることがで
    きる。
    非常上告は、裁判官が法令の解釈を誤認するという例外的な事態への対処として設
    けられている制度であり、現実に発動されることは極めて稀である。傾向としては、簡
    易裁判所で判決が確定した事件が多い。簡易裁判所では1人の裁判官で判決が下
    され、かつ、当該裁判官たる簡易裁判所判事が必ずしも、司法試験の合格及び司法
    修習生の研修修了等の法曹資格...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。