1、「衣服の着用と手入れ」の内容で実践的・体験的な学習が行えるよう工夫した指導例を考え具体的に述べなさい。
2、「日常の食事と調理の基礎」の内容で、家庭との連携を図り児童が身に付けた知識及び技能などを日常生活で活用できるように工夫した指導例を考え、具体的に述べなさい。
1 「衣服の着方と手入れ」の学習内容を考える上で、学習指導要領の「衣服の働きが分かり、衣服に関心をもって日常着の快適な着方を工夫できること」「日常着の手入れが必要であることが分かり、ボタンつけや洗濯ができること」を考慮する。具体的には、着方では、衣服の働き(保健衛生上と生活活動上)が分かり、 衣服や着ることに関心をもって生活の場面に応じた快適な着方を考え工夫することにより、適切に着ることができるようにする。手入れでは、衣服を大切に扱い、気持ちよく着るために日常の手入れが必要であることが分かり、日常生活の中で常に衣服の手入れが行われていることにも気付き、ボタン付けや洗濯(手洗いに重点をおく)ができるようにする。
○児童の学習活動
まず、季節や場面(体育や給食など)に合わせて着る衣服などの例を挙げ、それに合わせどのような...