国際政治学 分冊1

閲覧数2,303
ダウンロード数23
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    1:E.ハースの「スピルオーバー・モデル」を使ってEU(欧州連合)の統合過程を説明せよ。

    3:世界システム論の概念が示す世界観について説明せよ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国際政治学 分冊1
    1:E.ハースの「スピルオーバー・モデル」を使ってEU(欧州連合)の統合過程を説明せよ。
     欧州統合の始まり
    今日のEUの出発点は1950年に発表された「シューマン宣言」であり、同宣言はフランスとドイツの対立を解消するために両国の石炭・鉄鋼資源を共同の機関の下に管理する、というものであった。これに西ドイツ、イタリア、ベネルクス3国が同意し、1951年4月に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)を設立するパリ条約が調印され、翌52年8月に発足した。
    ローマ条約調印・欧州共同体(EC)発足
    1950年代中葉、フランスのモネはECSCに続く原子力を含むエネルギー分野及び運輸分野での部門統合を提案し、ベルギー外相のスパークはオランダのベイエン外相に、より広範な経済統合を目指すべきと指摘を受け、ベネルクス案をECSCメッシーナ外相会議に提出した。同案では、エネルギーと運輸の部門統合並びに一般的経済統合を目指す共同市場の設立の2つが提案され「メッシーナ会議」として採択し、1957年3月にローマで欧州経済共同体(EEC)及び欧州原子力共同体(EAEC)を設立するローマ条約が調印された。
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。