帰化(動物、植物)について

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    資料紹介

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    参考文献↓
    ①ひと目で見分ける580種 散歩で出会う花 ポケット図鑑 久保田修 新潮社 2011年3月
    ②日本帰化植物写真図鑑‐Plant invader 600種 清水矩宏 広田伸七 森田弘彦 全国農村教育協会 2001年7月
    ③日本帰化植物写真図鑑<第二巻> 植村修二 清水矩宏 水田光雄 森田浩彦 勝山輝男 全国農村教育協会 2010年12月
    ④恐怖の外来生物種たち!! 外来生物種研究会 ベストセラーズ 2010年3月16日
    ⑤外来生物の生物生態会進化する脅威とその対策 村中孝司 石濱史子 種生物学会 文一総合出版 2010年3月9日
    ⑥増補改訂版・動物(ニューワイド学研の図鑑) 今泉忠明 学習研究社 2010年11月17日

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    帰化種

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     生物が本来の分布域から人間によって別の地域に運ばれて定着することを帰化といい、帰化した生物種を帰化種という。外来種が自然繁殖して個体群を維持できる状態になったもので、生物多様性を変化、脅かす可能性のある種である。自己の分布能力で自然に生活域を広げたものは含まれない。環境条件が適していて、天敵もいない侵入地では大繁殖することがある。植物の場合は、「帰化植物」、動物の場合は、「帰化動物」という。
     帰化植物とは、元々国内にはなかった植物が、人間の活動によって国外から入り込み野生化したものである。そのため、自ずと生活力や分布力が強く、雑草的な性格を持ち合わせたものが多い。明治時代にはほぼ100種類に過ぎなかったが、大正時代には150種に増え、第二次世界大戦の末期には400種を超えている。最近では、700種類を遥かに超える勢いである。 
    帰化植物の区分は様々である。「自然帰化植物」は、まったく気づかない間に侵入し、帰化状態に達したものであり、その侵入時期は明らかでないものが多い。「逸出帰化植物」は、種々の目的のもとに輸入され、栽培されていたゆう有用植物が栽培状態から脱して野生化したものである...

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