政党政治の歴史的発展を概観したうえで、今日の日本のおける政党の役割と問題点について考察しなさい。

閲覧数2,618
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    14 / 14

    課題

    政党政治の歴史的発展を概観したうえで、今日の日本のおける政党の役割と問題点について考察しなさい。(旧版)

    レポート

    2011-G02A-2 政治学 星野智著
    1政党とは、一定の主義、政治理念や政策の点で一致している人々が、その実現を目指して政権を獲得するために組織した手段であると言える。だが、政党と圧力団体等の違いを端的に区別できないように、政党には様々な機能が内在している。

     本問では、日本の政党の役割と問題点について、政党の歴史的な発展を政党組織論から概観しつつ、政党が果たす機能に触れた上で考察することとする。

    2政党政治の歴史的な発展は、政党組織論の変遷を見ることにより行える。

    まず、1919年にウェーバーが政党の起源に着目して3つの政党分類を示している。第1に、貴族が社会的・経済的に大きな権限を持っていた時代の貴族の官職委任権に基づく従属者集団たる政党であった。この集団は、明確な理念や原則が存在しなく、貴族が所属政党を変更するとその部下も皆政党を異動した。第2に、19c.初頭に貴族に代わって教養と財産を持つ名望家層による「名望家政党」が登場し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。