福祉国家の分類・類型について概観したうえで、戦後日本の福祉国家の発展と変容・再編について考察しなさい。

閲覧数2,421
ダウンロード数22
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    14 / 14

    課題

    福祉国家の分類・類型について概観したうえで、戦後日本の福祉国家の発展と変容・再編について考察しなさい。(旧版)

    レポート

    2011-G02A-1 政治学 星野智著
    1福祉国家とは、社会保障政策や完全雇用政策等の施策を通じて、国民の福祉を積極的に増進しようとする国家のことで、国家の機能を安全保障や治安維持に限定する夜警国家と対比されことがある。

    本問では、この福祉国家について、その発展要因と分類・類型に関して概観し、それらをもとにして戦後日本の福祉国家の変化とゆらぎ、国家と社会関係の再編の視点から考察する。

    2福祉国家の起源は、資本主義成立期の貧困者の救済や取締りを目的にした英国の救貧法まで遡る。一般的に福祉国家は、19世紀後半以降に形成され、20世紀の世界恐慌後に骨格が確立、戦後の高度経済成長期に本格的に発展したとされる。福祉国家の発達要因について、社会経済的要因重視説、政治的要因重視説、国家・制度的要因重視説等の諸説があるが、どの説も単体では端的に示していなく、複合的な要因の上に形成されていると言える。

    3福祉国家は、その制度的な編成の違いによって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。