地域における、ある期間内の人口の動きを統計にしたもののことを人口動態統計といい、その地域の保健・医療・福祉の実態を示すものとされ、社会的な指標として活用される。出生に関する統計によって、保健・医療の水準に加えて、社会的要因の影響について把握することができる。
また、死亡に関しては全人口における全年齢の死亡、小児期の死亡、妊産婦の死亡などが統計として示される。死因を調べることによって、育児や医療のあり方を検討し評価することに有効である。
死亡率を出すには、死亡数を人口で割り、その数に1000をかけることにより死亡率を出すことができる。
乳児死亡率の場合は、1歳未満の死亡数を出生数で割り、1000をかけることにより乳児
の死亡率を出すことができる。新生児の死亡率を出すには、出生後28日未満の死亡数を出生数で割り、1000をかけることによって新生児の死亡率を出すことができる。
「わが国の乳児・新生児死亡率について述べよ。」 地域における、ある期間内の人口の動きを統計にしたもののことを人口動態統計といい、その地域の保健・医療・福祉の実態を示すものとされ、社会的な指標として活用される。出生に関する統計によって、保健・医療の水準に加えて、社会的要因の影響について把握することができる。 また、死亡に関しては全人口における全年齢の死亡、小児期の死亡、妊産婦の死亡などが統計として示される。死因を調べることによって、育児や医療のあり方を検討し評価することに有効である。 死亡率を出すには、死亡数を人口で割り、その数に1000をかけることにより死亡率を出すことができる。 乳児死亡率の場合は、1歳未満の死亡数を出生数で割り、1000をかけることにより乳児
の死亡率を出すことができる。新生児の死亡率を出すには、出生後28日未満の死亡数を出生数で割り、1000をかけることによって新生児の死亡率を出すことができる。 乳児死亡率は、1918年の最高値188.6から大幅な低下を示している。188.6という数字は1000人の子が生まれたなかで188.6人が死亡しているということで...