佛教大学の「教育方法学」のリポートを掲載します。
シラバスに記載されている留意点などを踏まえながらまとめました。
提出してから気づいたのですが、設題の「それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい」が、本リポートでは抜けています(それでもB評価はもらいました)。
ですので評価方法を入れたい方はテキスト「教育の方法と技術」(佛教大学出版)P214(量的手法)、P218.219(質的授業)などを参考にして自分なりの学習指導設計と評価を考えるといいと思います。
参考にしてください。
設 題「OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。」
PISA(Programme for International Student Assessment)とは、OECD(経済協力開発機構)が1988年よりはじめた学習到達度調査のことである。OECDとは、「経済成長」、「開発途上国援助」及び「自由かつ多角的な貿易の拡大」といった国際的な経済協力を目的としている。PISAは、学校のカリキュラムをどの程度習得・理解しているかを評価するものではなく、「知識や経験をもとに、自らの将来の生活に関する課題を積極的に考え、知識や技能を活用する能力があるか」をみるもので、「学校の教科で扱われる知識の習得を超えた部分まで評価しようとする」ものである。そのため各国のカリキュラムに依存せず、それを超えて出題される。調査は、毎回メインテーマが存在し、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分...