「S0527」学校教育課程論科目最終試験問題
1.学習指導要領を定める理由はどんなところにあるのか。そして今回の改訂された新学習指導要領(2011年施行)について各々論ぜよ。
2.現行の学習指導要領で定められた「総合的な学習の時間」のねらいはどんなところにあるのか。論述しなさい。
3.新学習指導要領で「基礎基本の確実な定着(つまり基礎学力)」をはかる指導方法にはどんな工夫が要るだろうか。具体的に論じなさい。
4.新学習指導要領に対して、「学力の低下」が議論されている。「学力とは何か」について論じなさい。
5.学習指導要領の変遷を見るに、1958年の改訂によって学習指導要領の性格は大きく変容した。この変容について述べなさい。
6.学習指導要領の法的拘束力の有無について論じなさい。
1.学習指導要領を定める理由はどんなところにあるのか。そして今回の改訂された新学習指導要領(2011年施行)について各々論ぜよ。
学習指導要領はとはその時代に求められるさまざまなニーズを盛り込み、学校教育課程として現場において実施されるものである。そのため社会に大きな変容があるたびに、その社会やそのときに生じた教育問題などをきっかけとして大きな教育改革を実施される。学習指導要領の改訂の変遷をみればその様子をとらえることができる。社会の変化とともに変化してきた学習指導要領は学習目標の設定、教材の組織化、学習指導法の選択・決定、指導結果・評価のための基準、教育課程の基準として文部科学省が学校と教師に告示しているものであり、さらに全国どこでも同様に、一定水準の教育を受けられるようにするために、学校教育法などの法令に基づき、各学校でカリキュラムを編成する際の基準という意味合いも有している。
これまでの学習指導要領は、子どもたちにゆとりのある学校生活をおくらせようという、いわゆる「ゆとり教育」が導入されていた。この学習指導要領は子どもたちに「ゆとり」を与えたが、子どもたちの「ゆとり」の活用法...