明星大学 PF2010 代数学1 合格レポート(1,2単位目)

閲覧数5,742
ダウンロード数224
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年度における明星大学・通信教育課程・代数学1(PF2010)(単位1,2)の合格レポートです。
    2017年度も同じ課題です。
    1単位目:
    1. Gを群とする。任意のx,y∈Gに対して(xy)^2=x^2 y^2が成り立つならば、Gは可換群であることを示せ。ただし、群の公理のみを使って示すこと。
    2. G = R – {-1}とし、 a*b=a+b*abを考える。ただし右辺は実数における普通の和と積である。
    (1) 集合Gはこの演算で閉じていることを示せ。すなわちa,b ∈Gならa*b ∈Gとなることを示せ。
    (2)

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2014 年度
    1.

    PF2010 代数学 1

    1 単位目

    G を群とする。任意の𝒙, 𝒚 ∈ 𝑮に対して(𝒙𝒚)𝟐 = 𝒙𝟐 𝒚𝟐が成り立つならば、G は可換群であることを示
    せ。ただし、群の公理のみを使って示すこと。
    (xy)2 = 𝑥 2 𝑦 2 の時、左辺は𝑥𝑦𝑥𝑦, 右辺は𝑥𝑥𝑦𝑦となる。
    xyxy = (xy)2 = 𝑥 2 𝑦 2 = 𝑥𝑥𝑦𝑦
    ∴ 𝑥𝑦𝑥𝑦 = 𝑥𝑥𝑦𝑦
    ∴ 𝑦𝑥 = 𝑥𝑦
    となり、G は可換群である。

    2.

    G = R – {-1}とし、 𝒂 ∗ 𝒃 = 𝒂 + 𝒃 ∗ 𝒂𝒃を考える。ただし右辺は実数における普通の和と積である。

    (1) 集合 G はこの演算で閉じていることを示せ。すなわち𝒂, 𝒃 ∈ 𝑮なら𝒂 ∗ 𝒃 ∈ 𝑮となることを示せ。
    𝑎 ∈ 𝐺より 𝑎 ≠ −1
    𝑏 ∈ 𝐺より𝑏 ≠ −1
    このとき𝑎 ∗ 𝑏 ≠ −1となることを対偶によって示す。
    a ∗ b = −1と仮定する。
    −1 = 𝑎 ∗ 𝑏 = 𝑎 + 𝑏 + 𝑎𝑏
    = ( 𝑎 + 1)(𝑏 + 1) − 1
    ∴ (𝑎 + 1)(𝑏 + 1) = 0
    ∴ 𝑎 = −...

    コメント1件

    utatabi 購入
    1単位目の問2において誤字があるようなのですが・・・まるまる鵜呑みにはしない方が良さそうですね。
    2018/04/20 5:12 (6年7ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。