佛教大学通信教育学部
S8102 教育心理学1
「児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。」についてのレポートです。
参考文献//『教育心理学〔改訂〕』です。
課題図書のみで簡単内容にまとめております。
ぜひ参考にしていただき、レポートをご作成ください。
【所見】青年期の友人関係についての説明がくわしい
児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。
教育とは、発達しつつある児童や青年を対象とする営みであり、発達を助長するところに中心的機能がある。この発達とは、量的及び質的な変化の過程であり、また分化と統合による絶えざる再体制化の過程であり、かくして高次の段階へと進展する過程である。発達は連続した過程であるが、一定の速度で進むのではなく、時期により異なる。発達段階は様々な観点から区分されるが、主に①身体発達、②特定の心的機能の発達、③一般的心的構造の発達、④社会的慣習の4種類に分類できる。本レポートにおいては、児童期及び青年期における社会的認知の拡がり、自己意識などの変化について述べる。
まず初めに、児童期について述べる。児童期とは幼児期と青年期の間にあり、身体的発達も比較的緩やかで情緒的にも安定した時期であるといわれている。しかし、新たに始まる学校生活経験は発達の様々な側面に影響を与える。小学校に入学すると本格的な読み書き教育が始められるだけでなく、様々な学習状況に適応していかねばならない。こうして子供は...