障害児心理学 第1課題 第1設題 聖徳

閲覧数3,170
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    障害児心理学 第1課題 第1設題 聖徳
    『ICHモデルの基礎としてのICIDHモデルについて、具体例をあげて説明しなさい』
    《評価》A
    《参考文献》
    一人ひとりのニーズに応える保育と教育~みんなで進める特別支援~   聖徳大学特別支援教育研究室  聖徳大学
    精神保健  岸井勇雄・無藤隆・紫崎正行・内山源   同文書院
    発達心理学   無藤隆  ミネルヴァ書房

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
    従来の一般的な障害観では、障害を心身上の生物学的な不全、または欠陥という、医学レベルの問題として捉えられてきた。それはいわば、専門的な治療をしてもなおかつ治癒や改善がみられなければ、その先の方法がない、個人的問題であるという見方である。このことは、障害に対して全体像が把握できず、孤立や偏見を助長させる危険性がある。また、障害に関わる諸問題に柔軟かつ有効に対処できないことにつながっていた。しかし、人間の生活の質や心地よさなどの問題を考えた場合、それは単に個人の心身上の問題に限らず、その生活する社会環境との関連で考えるべき問題でもあるという理解認識がなされるようになり、障害観は大きく変化し現在に至っている。そうした理解認識を促す大きな契機となったのは、1980年に世界保健機関(以下WHO)が障害に関する世界共通の理解を促し、科学的アプローチを可能にすることを目的に作成した「国際障害分類(ICIDH)」である。

    この国際障害分類とは、障害のレベルを ①機能障害(impairment)②能力障害(disability)③社会的不利(handicap)の三つに分類する考え方...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。