佛教大学 M6701文学概論 科目最終試験⑥題

閲覧数3,107
ダウンロード数30
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    ●最新版の科目最終試験問題の解答です。
    ●教科書に忠実に、600~800字程度でまとめています。
    ●私は現在、単位はすべて習得済みです。およそ80~100点をつけて頂いているので、完成度には自信があります。
    ●資料を丸暗記、もしくは自分の意見をプラスすれば高得点だと思います。
    ●レイアウトにも気を配り、見やすい資料に編集済み。ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①小説神髄の「小説総論」を参考にしながら、吉田精一の「文学概論」の「詩」に基づき、詩とは何か、詩の分類、詩語と語形について

    1.詩とは何か

    詩とは言語芸術の中で、もっとも古く長い歴史を持つ様式である。近代になり無韻詩が出て、19世紀に散文詩が生まれ、現代は口語自由詩が詩の中枢部を占めている。詩(poem)は①韻文-定型詩と、②散文-口語自由詩・散文詩という形式に分けることができる。

    詩の散文と、純粋散文の違いだが、純粋散文は、詩的な要素がない言葉のつながりであり、目的は思想を作る事だといえる。一方、詩的精神(ポエジィ)は、人間の内にある本質的な活動と結びつき、内生命を呼び起こすものである。また、詩の力はその語るところの意味と、それがあるところの音との間の、定義し難いハーモニーに存在する。

    つまり、「詩とは何か」を定義するならば、「詩は、語る意味を持ち、音と結びつくことで韻律などの調和を生み、それが私たちの内生命へと働きかけるもの。」また、「人間の内部の声、生命の象徴を、言葉により表現したもの。」といえる。

    2詩の分類

     詩には種類があり、①叙事詩、②抒情詩、③劇詩の三の性質...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。