認知心理学

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    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」
    Ⅰ.序論
     記憶とは、記銘・保持・想起の3つの過程から構成される情報処理である。記憶を大きく分けると、一時的に小さな容量の情報を保持する短期記憶と継続的に大きな容量の情報を保持する長期記憶に分けることが出来る。長期記憶は陳述記憶または宣言的記憶と呼ばれる言語化できる記憶と、非宣言記憶とよばれる言語化できない手続き記憶に分けられる。
    宣言的記憶は、更に、エピソード記憶と意味記憶に分けることができる。自分の直接的な過去の経験や他人の過去の思い出など表現できるものをエピソード記憶といい。専門用語の定義や客観的な知見など学習行動によって身に付ける一般的な知識教養に関する記憶のことを意味記憶という。
    Ⅱ.本論
    記憶は感覚記憶から短期記憶から長期記憶という段階があり、脳内の活動部位も異なる。感覚記憶のうちから選択されたものを短期記憶として扱い、海馬へ転送することにより長期記憶に貯蔵される。
    (1)感覚記憶
    感覚器官から受け取った情報を、瞬間的に記憶するのが「感覚記憶」である。「感覚記憶」は最大4秒程度...

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