教育心理学第1設題

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    資料紹介

    佛教大学教育心理学第一設題の合格レポートになります。
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    象徴機能の発生について説明せよ〈説明には子どもの行動について具体的研究例も提示する〉。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。
     象徴機能とは、事物や事象を、記号など別のものによって認識する働きのことを指す。それでは象徴機能は、いつごろ発生するのだろうか。
    子どもは、1歳半から2歳にかけて表象能力を現しはじめる。今、目の前にないものごとについても頭に思い浮かべ、自分で実際に行動してみなくても、その様子を頭に思い描く。つまり、具体的な知識体験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用して、時・場所を変えて自分なりのやり方で活動するようになる。表象能力の出現を示す初期の活動として延滞模倣があげられる。たとえば、ある子どもは「ガアン・・・、ゴオン・・・」と言いながら、長方形の箱を動かし、ときどき箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュ」と言った。電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家の中でその特徴を再現しているのだが、この模倣行為には箱を電車にみたてる活動、箱やからだを動かしたり止めたりして、電車に乗っているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や子どもの音声・しぐさは、...

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