2013年度明星大学通信教育学部初等理科教育法2単位目合格のレポートです。
1、科学授業では、独創性豊かな子どもを育てなければならない。そのためには、討論が必要不可欠であり、その討論は子ども達の意見が自由にでてこなければならない。
上記のようにするためには、まず授業・問題が面白いものでなくてはならない。実験を行う前に自分自身の予想を立てることで、実験に対する関心が大いに高められるのである。さらに他の子と十分な討論をすることで、どのような考えが正しいかどうかを問題にするようになり、実験に対する関心はより高められるのである。
それだけではなく、自分以外の意見を聞くことで、自分の意見・心が揺さぶられたり、自信がなく普段発言しない子も、友達も自分もあまり変わらない考え方を持っていると知り安心できるということもある。このような授業を積み重ねることで、多くの教訓的な事柄や自分の頭の進歩を「面白さ」を伴って実感できる。
楽しい科学の授業のためにもう一つは、「おしつけ」をなくすことである。外的な強制がなく、自分の思ったことを存分に言える授業ほど、子どもは楽しめる。発言は、自分で考えたことを自分の意思で言うものであって、教師が請求したり、教師に褒められるからするもの...