大阪芸術短期大学部通信教育部保育科、乳児保育試験対策、
H26年1月受験、AJ,NJ13~18、PJ,TJ,FJ対象、
問題3,5出題、成績:可
乳児保育の現状と課題について述べよ
1990年の1.57ショックから、少子化問題が取り上げられている。安心して子育てができなくなっているため、出生率が下がっていた。乳児保育の在籍児数は1989年と比較すると、1倍以上になっており、乳児保育の需要が高まっている。
また、女性の就労、子育ての孤立化に伴い、多様な保育のニーズが求められている。その需要に対応した事業が子育ての支援である。子育てに自信がない母親のために、子育ての希望が持てるようにアドバイスする保育士の専門性が求められる。もう一つの課題は待機児童である。低年齢児の待機児童数が約76%を占めている。3歳未満児を対象に、家庭的保育事業が推進されている。
乳児保育における保育の計画(保育過程、指導計画)の必要性と指導計画作成上の留意点を述べよ。
保育の計画には保育過程と指導計画がある。保育過程とは子どもの発達過程をふまえた保育するための全体計画である。乳呪医保育における保育過程は3歳児未満への発達や育ちへの見通しと考える。この時期の発達は養護を中心とした育ちである。3歳児までの発達過程を踏まえて、養護と遊びに関わるねらいと内容が総...