明星大学 児童心理学 1単位目

閲覧数1,561
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    明星大学通信教育部 小学校教員コースのレポートです。「優」の評価をいただきました。よかったら参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    レポート課題
    子どもの愛着形成について説明しなさい。
    子どもの愛着形成とは
    ●愛着の形成要因
    愛着(アタッチメント、attaachment)とは、乳幼児が母親など特定の人との間に形成する情愛的な結びつきと定義されている。また、しがみつき、後追いなど、接触・接近を求める行動や、その人への呼びかけ、泣きなどの信号行動のことを、愛着行動(attachment behavior)という。
    従来、愛着の形成要因は、動員低減説が主流とされていた。動員低減説とは、日常的な乳児の生理的欲求に対して、母親がこれを解消することにより、乳児が母親を特別の対象として認知するという理論である。
    しかし、現在においては、ハーロウ(1958)の赤毛ザルを用いた実験によって、「愛着の形成には、暖かく柔らかい身体的接触が重要な役割を果たしている」という説が明らかにされている。また、同時に「やわらかく暖かい身体的接触」は愛着形成のみならず、恐怖心をしずめて安心感を生じさせたり、冒険的に探索する行動を生起させる役割を果たす、という点も明らかになった。
    さらに、カイアンズ(1966)による子ヒツジとイヌの実験結果からは、「哺...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。