1.「間違えるとはどういうことか?」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
2.「科学入門教育とはどういうことか」についてテキストから学んだことを述べよ。
明星大学通信教育 2013・2014年度 理科【PB2020】 2単位
1 間違えるとはどういうことか?に ついてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
私は、中学校で数学教諭として働いているが、子どもたちは「間違える」ということに対して、恐れを抱いているように思える。数学の問題を解く指示を出し、机間巡視をしてみると多くの子どもが正解に辿りついている。けれど、全員で答えを確認する段階に入ると、正解に辿り着いているにも関わらず、挙手する子どもはほんの数名である。思い返してみると、私自身子どものころは、積極的に挙手する方ではなかった。確信をもって正解だと思う答えの時のみ挙手していた記憶がある。しかし、今となっては「間違えることは恥ずかしいことではない」「間違えて学ぶことは自分の力の糧になる」など、子どもたちには何度となく話をするが、この「未来の先生たちへ」のテキストを読み、改めて自分の授業の在り方について考えさせられた。
今日の教育現場では、間違えることが恥ずかしい、良くないことだという雰囲気が当たり前のように存在しているだろう。しかし、新しいことを学ぶとき、...