高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
明星大学 2014 教育心理学1単位目 合格レポート
*試験についてですが、この教科の担当者は評価規準が全く一定ではなく、かなり恣意的な評価、気分的な評価をされます。また字が汚いと先入観により評価を低くされるようです。運が良ければ5行くらいで合格することもあれば、長文によりしっかりと要点が捉えられていても、評価者が何か気にいらないことがあれば不合格となるようです。
ピアジェの発達論にもとづいて、子どもの思考の発達について述べなさい。
ピアジェは、人間の思考の発達は年齢により大きく質的に変化することに注目し、その段階を大きく分けて「感覚運動期」「前操作期」「具体的操作期」「形式的操作期」の4つに分類した。各発達段階においてみられる大きな特性の差異について論述する。
「感覚運動期」は生後2歳くらいまでの時期を示し、この時期ではまだ言葉も十分発達しておらず、象徴・記号等の心的表象を介さないため、感覚器と運動能力を供応させて外部環境を認知・把握して情報を獲得し、外界の存在を知り、世界と意識的に関わり始める。例えば、乳児は対象物を何でも手に取ったり、口に運んでしまう特性があるが、これは...