生活科概論

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    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし、生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ。
    (第1章)生活科のこれまでのあゆみ
     小学校低学年に生活科が新設されたのは、平成元年(1989年)の学習指導要領改訂である。従前の低学年の社会科と理科は廃止され、小学校教育史に残る大きな出来事だ。この改定された学習指導要領が実施されたのは平成四年であり、それまでの世代と大きく異なる点として、具体的な学習活動が記憶に刻まれている点に特徴がある。
     「町へ出かけたり、昔遊びをした。公園で押し花を作った。」
     「学校で草花を育てたり、植物のことを調べたり、ウサギを育てた。」
     「野原で虫を捕まえたり、四つ葉のクローバーを見つけたり、ザリガニを釣ったりして、自然を感じた。」
     「スーパーに行って買い物をした。おがげで、一人で買い物に行けるようになった。」
     こうした子どもたちの思い出から、生活科の授業がいかに子どもの心に強く残る出来事なのか、印象深い出来事なのかが分かる。おそらく、何よりも体験を伴う学習だったからである。実際に目で見る、だけで...

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