ジョン・ロックにおける子どもの教育論
A評価「ジョン・ロックの思想をよく理解し、うまくまとめています」
ジョン・ロックにおける子どもの教育論
起
「A sound mind in a sound body. (健全な精神が宿れかし健康な身体)」。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という意味のことわざとして有名であるが、本来の意味は身体だけを鍛えるのではなく精神(こころ)も健全であってほしいという意味である。
健全な精神と健康な身体の二つを持っている人はそれ以上望むものはほとんどなく、この世に生きる人間の幸福な状態にあるでしょう。ジョン・ロックは子ども達(特に男の子)の両親に、ジェントルマンになるためには子どもを幼い時から、精神と身体の両方を育てていかなければならない、習慣形成としつけと学びのいずれもがとても重要であると述べている。
承
仕事を果たすうえで、また幸福であるために、健康がどれほど重要であるか。困難や疲労に耐えられる頑強な体質がどれほど必要であるか。そのように自分の子どもに求めるならば、子どもを甘やかしたり、大切にしすぎたりすることは子どもをダメにする、少なくとも害を被るとジョン・ロック述べている。具体的には子ども達を冬でも夏でも厚着をさせたり、くるんだりせずその気候に慣れ...