明星大学通信教育部教育学部 小学校教員養成課程
教育心理学のレポートです。
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(レポート本文6ページ)
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明星大学通信教育部 教育学部
科目名:教育心理学(PA2030)1単位目
○ 課題:ピアジェの発達論にもとづいて、子どもの思考の発達について述べなさい。
○ 成績:合格
○ 講評:ポイントをおさえて説明することができています。
ピアジェは人が物事を認識する際に使用する、認知の枠組みをシェマと呼んだ。シェマは同化と調節の均等化の過程によって構造は変化する。その変化する過程を知的機能の発達とした。同化は、外界の情報を取り入れ、既存のシェマと適合する場合(シェマの強化時)に生じる。調整は、外界の情報に既存のシェマを合わせるように変化することである。また操作は、行為が思考に内化したものである。例えば、指で計算する方法に対して、暗算を用いる等は操作となる。
ピアジェは、0歳からの子どもの発達過程ではシェマや操作が大きく変化する時期とし以下の発達論を論じた。
0歳から2歳くらいまでが、感覚―運動期である。思考の特徴は、心的象徴は介さずに自分の体を動かし、触覚などで情報を獲得していく。つまり、言語や表象などが十分に機能していない。よって、感覚に応じて働きかけるなかで外界の認識や働き...