玉川通信 レポートA判定
参考程度にお使いください。
科目コード08810「体育科指導法」第2分冊
ボール運動 手書き
2010年の学習指導要領では、ボール運動系の特徴として「ゴール型・ネット型・ベースボール型」の「3型」で学習を進めていくように改定され、ボール運動の領域として、低・中学年を「ゲーム」、高学年を「ボール運動」で構成している。低・中・高学年で扱うボール運動(遊びや種目)をそれぞれ見ていく。
低学年では、「ボールゲーム」と「鬼遊び」の2つの内容が示されている。ボールゲームの内容としては、例えば「王様ドッジボール」等がある。各チームで話し合って1人、王様を決める。試合を始めるときに、お互い誰が王様であるかを発表する。その王様が当たってしまったら負けとなるゲームである。王様が当たらなければ、負けにならないので、チームが王様を守ろうと、一生懸命になってくると、盛り上がるゲームとなる。普通のドッジボールより、子ども達のコミュニケーションも増える。「技能・態度」については、「ボールを捕ったり止めたりすること」、「狙ったところにボールを投げること」等のように簡単な技能を身につけ、友達と楽しくゲームに取り組めるようにする...