こどもの保健Ⅰb

閲覧数2,066
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「免疫について述べよ。」
    1.はじめに

    まず免疫とは、病原体に対する防御機能のことであり、先天的な自然免疫と、後天的な獲得免疫の二つがある。最近では、予防接種の効力も期待されだしているため予防接種をあらかじめしておくことも免疫を持つためにも大切である。また、これまでの報告では、新生児は成人に比べて免疫機能が低く、疾患の感染リスクが高い可能性が指摘されてきたが、寧ろ最近に研究によると母子免疫が新生児の生態を保護し、病原体を殺滅している可能性があるとされている。以下、免疫について、ヒトの免疫機構に着目し、基本的なその機能についてまとめるとともに、新生児の免疫について焦点をあて論じていくことにする。

    2.生体の防御機構について

    我々は、ウイルスや病原体など、肉眼では確認することのできない生命体とともに暮らしている。これらの中には病原体をもつ微生物も含まれる。我々の体内には、この病原性をもつ微生物が身体内部に侵入するのを防ぎ、それを殺滅するための防御機能が備わっている。こういった防御機構は、非特異性的防御機構と特異的防御機構である免疫とに大きく分けられるが、とくに非特異的機構とは、あらゆ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。