2014 年度 PB2020 理科 1 単位目
使用教科書:『未来の先生たちへ』小原茂巳著(仮説社)
1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
2.理科の授業における「予想」の意義について述べよ。
講評
「授業の楽しさとはどういうものか」ということをていねいに考察したレポートでとてもよく書けていると思います。
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理科1
1. 「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を以下に述べる。
児童・生徒が歓迎する理科の授業とは、第一に児童・生徒に歓迎される教師が行う授業であると考える。なぜなら、私が中学生時代の理科担当教師は「こわもてのベテラン学年主任」で理科の授業で私語が聞こえれば怒鳴りつけるような教師であった。生徒のほとんどが理科の授業を楽しいとは感じておらず、理科が比較的好きであった私でさえ、ただ定期テストでいい点を取るためにノートやプリントを提出していた。
私の中学生時代の理科教師は、P26に記載されているような「気軽に、ホンネでつきあえそうな人」「いっしょにいると、何か面白いことに出会えそうな人」では無く知識を伝授する人であった。このように楽しくない授業でも受験には必要であり、単なる経験を積み重ねるだけの授業が問題視されている理科離れの誘因になったのではないかと考える。
なんで学校の授業は楽しくないんだろう?と疑問を持ち、教師を目指し明星大学で学び始めてから現在まで、さまざまな教授と出会い学ぶこと...