概念学習

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    資料紹介

    平成26年12月13日放送大学F学習センターで行われた心理学実験1の課題レポートです。合格判定をもらっています。是非参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    概念学習
    1 問題と目的

      我々が新しい概念を獲得するときに、その概念の適用される事例(正事例)と適用されない事例(負事例)とを経験することで、獲得されるという場合がある。この時、学習者は概念をどのように獲得するのだろうか。

      各回の経験が積み重なり、連合強度が漸増することで学習が成立するのか。それとも実験参加者が仮説を立て、事例ごとの情報からその仮説を検証していくのだろうか。

      もし、概念が連合強度の増加によって学習されるのならば、正答率は試行とともに、徐々に高くなっていくと考えられる(漸増仮説)。一方、概念が仮説検証により獲得されるのなら、正しい仮説を取るまでは、正答率は偶然正当確率のままで、正しい仮説をつかむと、一挙に正答率が100%に達するだろう(悉無仮説)。

      正答率の変化を調べることで、両仮説の検証を試みる。
    2 方法

    (1) 被験者

       女性 28才 

    (2) 実験方法

    手続: 実験はコンピュータ上で被験者に課題を提示して行う。

       課題: 色、形、大きさ、数、一、並び方の6種の属性で異なる図形が順次提示されるので、正しい概念を見つけ出す。...

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