M6108 日本漢文入門 第1設題&第2設題

閲覧数2,375
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    これは「日本漢文入門」のレポートで、第1設題と第2設題はA判定を受け、試験では92点を獲得して合格しました。これが参考になることを願っています。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     日本文学における「漢文」の特長を概説せよ。
    ○漢文とは
    漢文とは、古代中国の文語体の文章のことである。近代中国人や日本人、ベトナム人によって書かれた古典的な文章語のうち、漢字を用いて中国語の文法で書かれたものを示している。
    中国語の文章は、文言と白話に分けられるが、漢文とは文章語の文言のことを示し、白話文や日本語化された漢字文などは漢文とは言わない。日本における漢文とは、訓読という方法で日本語に訳して読む場合を示し、訓読で適用し得る文言のみを対象としている。
     なお、漢文の学習指導を考える上では、全校大学国語教育学会『新たな時代を拓く 中学校高等学校 国語科教育研究』によると、漢文とは何かについて明らかにしておくことが重要であると述べられている。一九五一年に示された『中学校高等学校 学習指導要領国語科編(試案)』における定義が引用され、記されている。以下にその定義を記す。
     ここに漢文とよぶものは、(1)漢民族によって作られた文語体の詩文。(2)それを学んで日本人が作った詩文。のことであり、広い意味では、(3)日本語を混じた漢字のみの文。もはいる。そして、これらの漢文は、昔から我が国...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。