明星大学通信教育学部で一回目で合格できたレポートです。皆様のお役に立てれば幸いです。1.2単位セット販売です。仕事や教採対策でお忙しいと思います。レポート張ってください!(4月前に資料を一斉削除する可能性がありますので、他の人とかぶりにくいと思います。)
日本文法2
【レポート課題一単位目】
古典文法において、敬語の学習を指導する際の要点を、国語科教員の立場から説明しなさい。
敬語とは、誰かが誰かを敬う言葉の事を言葉である。
まず、敬語動詞には本動詞と補助動詞がある。「言ふ」という言葉を敬語にすると、「のたまう」と「言い給ふ」の二種類に分けられる。このうち前者は本動詞であり、後者は補助動詞となる。
本動詞とは、元の動詞とは別の言葉に変化する敬語の事である。例えば、「見る」という動詞は「御覧ず」に変化し、「寝」は「大殿ごもる」に変化する。補助動詞とは、元の動詞に、補助動詞となる敬語を接続しているものである。先ほどの例では「言ふ」という動詞に「給ふ」という補助動詞がくっついて、敬語表現となったという事である。
尊敬語・謙譲語・丁寧語の区別は、後述し、補助動詞を先に整理していきたい。
尊敬の補助動詞は、動詞+給ふ・おはす・おはします、が基本の三つとなる。これ、お~になる・~なさる、と訳す。なお、「給ふ」は本動詞の場合「お与えになる」、「おはす・おはします」は、「いらっしゃる」と訳す。動詞に接続しているかを見極め、本動詞なのか補助動詞...