2016年合格ずみのレポートです。参考にしてください。
従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。
2008年に公示された学習指導要領では、基礎的な知識•技能の習得と、問題解決のためにそれらを活用して思考する力•判断する力•表現する力の習得を目指している。そして、文部科学省が作成した教員用パンフレットでは「習得」するタイプの学力については「体験的な理解と繰り返し学習を重視する」ことで「学習の基盤を構築すること」を留意点としてあげており、「活用」する能力については、「音読•暗唱、漢字の読み書き」「記録、ようやく、説明、論述」によって育成される「言語の能力」を基本としながら「観察•実験、レポートの作成、論述など」を通して高める必要があると説明されている。つまるところ、これらの力を学習者が習得できるように、授業を設計することが教員の役割である。この目標に到達するために教師は知識伝達型と生徒主体の授業について理解を深める必要がある。
設計
従来の知識伝達型と生徒主体の授業ではその設計が異なる。同じ内容を取...