明星大学 2013~2016 健康・スポーツ科学論 2単位目

閲覧数3,489
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年度 WB1010 健康・スポーツ科学 1単位目
    『生涯スポーツと運動の科学』森谷 繁 監修(市村出版)
    高齢期における、加齢による体力変化について説明し、健康維持のためのどのような運動を行ったらよいか、述べなさい。

    2013年の8月に合格したレポートです。
    参考になれば幸いです。

    参考文献
    (『これからの健康とスポーツの科学』,安部孝,2000)
    (『運動生理学からみた身近な健康増進法』,1998)
    講評
    加齢による体力変化と運動について、わかりやすくまとめられていると思います。(2013,8,16)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本の平均寿命は、機械化による過酷な労働からの解放、生活水準の向上や保険・医療制度技術の高度な発達・普及と施設の充実により、欧米諸国の水準を抜いて男女とも世界一の長寿国となった。しかしその一方で、21世紀の始めには国民の四人に一人が高齢者という超高齢化社会を迎え、高齢化に伴う生活習慣病や寝たきり老人の著しい増加が深刻な社会問題になっている。

    高齢者におけるこれらの問題を引き起こす根本的要因は、加齢とともに起こる骨格筋量・筋力の低下、骨量減少による骨折の危険性増大、神経系の活動低下、柔軟性の低下に伴う全身の体力の低下と転倒の危険性増加などがあげられる。

    健康な一般成人は20歳から50歳までの間に約10%の筋量を失うが、50歳を越えると90歳までにさらに30~50%という筋量減少が起こる。筋力の低下は男性よりも女性が大きく、瞬発力の低下が顕著にみられ、一年間に約一%の割合で低下する。特に大きな力を素早く発揮する際に使われる速筋が著しく減少することで、瞬間的に身体を動かす動作が苦手になるといわれている。

    また、身体を動かす能力のうちねばり強さの指標として、単位時間あたりにどれだけたくさ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。