学校教育課程論(中・高)第1設題

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    資料紹介

    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。

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    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     教育課程の概念は一般に「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」と、中学校学習指導要領解説に記されている。特に、中学校の目的は、学校教育法において「心身の発達に応じて中等普通教育を施すことを目的とする」と定められている。小学校の目標と異なり、個性に応ずる進路選択能力の育成、社会的活動を通じての感情に属する生徒に対する独自の目標が掲げられている。各学校が教育課程を編成する場合には、学校教育目標の設定、指導内容の組織及び授業時数の配当を基本的な要素として検討しなければならないが、そのとき前提として、

    法令及び学習指導要領の示すところに従うこと

    生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと

    地域や学校の実態を考慮すること

    生徒の心身の発達段階と特性並びに能力・適性・進路等を十分考慮すること

    がある。

     学習指導要領は今日までに何度か変わってきた...

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