道徳教育の研究(中) 第1設題 A判定(2016)

閲覧数1,834
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    佛教大学、道徳教育の研究(中)第1設題の2016年度版のレポートです。A判定です。カントとデューイの比較が評価されました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
     そもそも、道徳は、人間の生き方を示すものである。

     この「道徳」という言葉は、「ある社会で、人々がそれによって善悪正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体。法律とは違い外的強制力としてではなく、個々人の内面的原理として働くものをいい、また宗教と異なって超越者としての関係ではなく、人間相互の関係を規定するもの」(大辞林)、「人のふみ行うべき道。ある社会で。その成員の社会に対する、あるいは成員相互の行為を規制するものとして、一般に承認されている規範の総体、法律のような外面的強制力を伴うものでなく、個人の内面的なもの」(広辞苑)とされている。つまり道徳は、法律の拘束は受けないが、人間としての生きる道であり、人それぞれの内面の中に存在するものなのだ。しかし、日高六郎は、「道徳は社会規範の一つ」であり、それは社会的一般化し、是認され、ある程度強制されるものだという。個人の自発性による部分と、社会から強制されている部分の二つあり、これは社会秩序の維持のために、社会的進歩を押し止めようと作用する場合があるという。つまり、ある社会、時代において、人々の規範の総体...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。