日大通信 平成29・30年度 経済地理学・経済地理 分冊2 合格レポートです。
「概ね理解していると判断する。」といった趣旨の評価でした。
平成29・30年度 経済地理学・経済地理 分冊2
【課題内容】
日本企業の多国籍企業化の特色について、欧米企業との相違点に留意しながら説明しなさい。
<ポイント>
大企業、中堅企業および中小企業は、規模の大小にかかわりなく、海外へ好立地条件を求めて直接投資を試み、海外に生産拠点を設立している。日本企業の海外直接投資活動には時代的な発展段階があり、欧米企業とは異なる海外拠点立地パターンと立地適応を示しながら、関係する一連の企業活動から次第に多国籍企業化し、さらに進化しグローバル企業化している。
<キーワード>
海外直接投資、多国籍企業化、グローバル企業化、立地適応、組織形態
<使用参考文献>
なし(通信教育学部教材のみ) 企業の多国籍企業化とは、本国親会社が従来の本国中心的経営資源を相当程度分権化し、通常6か国以上の国々で海外子会社(現地国籍法人)を設立し、共通の経営戦略のもとで現地生産、販売、および雇用などの諸活動を展開する過程を言う。
日本企業の多国籍企業化の兆候は、1950年代にあったといえるが、初期的始動は1960年代前半からである。輸出先である先進国での市場確保のための...