佛教大学英語文学論合格レポートです。丸写しは厳禁です
シェイクスピアの『リア王』とヘミングウェイの『老人と海』の翻訳を読み、それぞれについて、(1)自分の読んだ翻訳の訳者名、出版社、出版年、(2)あらすじ(800字程度)、(3)感想(800字程度)を書きなさい。
ヘミングウェイ『老人と海』
(1)訳者福田恆存、新潮社、平成十六年出版
(2)あらすじ
キューパに住む老漁夫のサンチャゴは、八十四日も不漁が続いていた。サンチャゴは、長い不漁にもめげず、早朝に小舟に乗り、たった一人で漁に出た。持ってきた餌も残りわずかになった頃、巨大な魚がかかった。しかし、大魚は鉤にかかったまま海面に姿を現すことなく沖に向かって泳ぎ続けたので、小舟を任せるしかなかった。やがて日が暮れ、また太陽が昇ったが、魚は全くへばっておらず、北に向かって進み続けていた。魚がかかった網を持ち続けなければならず、眠れなかった老人の体は疲れていたが、なかなかの大物に、「おれはお前が大好きだ」「だが、おれはかならずお前を殺してやるぞ」と決意を固めた。
さらに二日経っても、大魚は、姿を見せず泳ぎ続けた。老人は途中て...