資料紹介
2017年度 S8102 教育心理学１ リポート A評価 佛教大学
【はじめに】
教科書を抜粋して書くと不合格になるようです。
教科書の内容を噛み砕いて、簡単な用語に置き換えて述べています。
なので、レポート書いていたら、テスト対策にもなるんじゃないかな？と感じるレポートだと思います。
この科目は採点がかなり遅いので、早めにやることをお勧めします。
【リポート】
A評価を頂きました。
章ごとに教科書のどのページを参照しているのか、わかりやすくしているので、かなり参考にしやすいと思います。
参考にしやすいレポートだと自信持って言えます。
【シラバス】
テキスト
『教育心理学〔改訂〕』 佛教大学
リポート設題
第1設題 （A4）3,200字 （横書き）
児童期、青年期において社会的認知（社会性の発達、対人関係（親・仲間））の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。
リポート学習の留意点
各章ごとに内容をよく理解し、基本的タームについてもその意味を熟知してほしい。わかりにくいタームにぶつかったときは、教育心理学、発達心理学、心理学等の辞典で調べる。特に発達のとらえ方、人格の諸理論についてまず理解し、どのような要因がどんな特性をつくり出しているか、よく整理しておく。
青年期の適応・不適応の状態や原因をまとめておく。また、自己意識の発達、動機づけ理論についてもよく学習しておく。
リポート添削・評価の基準および留意点
設題について「リポート学習の留意点」を参照し、重要事項やキーワードを把握した上でテキストの記述をまとめる学習、および自分なりの考察を進めること。リポート作成にあたっては、学習した内容を設題の求めているところにそって表現しなおす工夫が必要。所定の様式に従い、所定の枚数以内かつその枚数に達していること。
設題の主旨をとらえて、重要事項について理解を深めておくことが最低条件。加えて、自分なりに筋道立てて記す工夫や具体的な考察が行われているかが評価される。
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児童期、青年期において社会的認知（社会性の発達、対人関係（親・仲間））の拡がり、自己意識などがどのように変化するのかまとめよ。
１.はじめに
私たちの行動の中には善と悪が存在し、その行動は、ほとんど社会の規模によって導かれているのである[1]。つまり、一人ひとり今できる行動を、家庭や地域社会や学校での生活の中で教えてもらいながら、獲得してきたのである。すなわち、広い意味の教育がなかったならば、私たちは人間になれなかったであろう。私たちは特定の両親を持ち、特定の過程で育ちそれぞれ特有の生活をしてきた。もし、さまざまな相手との関わりが違っていたならば、今ある自分と違った自分になっていたかもしれない。人間はそのような可能性を持つ存在であるということを踏まえ、以下では児童期、青年期において社会的認知の拡がり、自己意識などがどのように変化するのか述べていく。
２.児童期
児童期は親から分離の動きが現われる幼少期と、心理的な自立を果たそうと揺れ動く青年期との間にあり、身体発達も比較的緩やかで精神的にも安定した時期である[2]。しかし、新たに始まる学校生活における経験は子どもにとってさまざまな側面に...
