八州学園大学 図書館概論 最終課題
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図書館概論 最終課題
インターネット社会の現代、特にスマートフォンが普及してからは世界中にあふれる情報に瞬時にアクセスできるようになった。かつては図書を中心とした資料を通して利用者の知る権利を守ってきた図書館であるが、情報検索という目的に関してはインターネットに代わられてしまう場面も多くなった。しかし、図書館について学んだことで、今の時代における図書館の必要性を大変強く感じるようになった。図書館とはどういうものか、というテーマをインターネットとの比較を通して論じていく。
まずは、インターネットによる情報検索の利点に関して、図書館が本当に劣っているのかどうかを考察する。ここでは代表的な利点として「情報量」と「利便性」の2点を挙げる。
インターネットの情報量については、まさに無限の域に達している。おそらく図書館1館分の資料を寄せ集めたものを軽く超えているだろう。しかし、それでも図書館の情報量が利用者のニーズに不足しているとは決して言えない。よほど専門的な情報を必要としない限り、図書館から提供される情報量で充分に利用者の「知りたい」という欲求は満たされると考える。むしろ、情報網の中か...