不登校の子どもに必要な環境を確保するには
~SSWはどのような役割・機能をすべきか~
現在の日本の不登校の子どもの数は、約12万人と言われている。不登校の理由は様々であり、原因は一括りには出来ない。
しかし、不登校への世間の目は冷たい。弱い子、怠けている等「子ども自身に責任がある」と捉えられてしまうのが事実である。実際には、不登校の生徒は、自分を責め、将来にたいして不安を抱き、それでも何とか生きているという実情だが不登校に対し根強い偏見があることは否めない。自宅という居場所があったとしても家庭や周囲からの無理解、偏見で苦しんでいれば二重の人権侵...