H29・30年度の合格レポートです。
参考程度にお使いください。
〈課題〉
なぜ外国為替取引にはリスクが伴うのか、為替リスクの種類を整理したうえで、具体例をあげながら説明しなさい。
平成29-30年度 国際金融論 分冊1
横書解答
なぜ外国為替取引にはリスクが伴うのか、為替リスクの種類を整理したうえで、具体例をあげながら説明しなさい。
<ポイント>
①外国為替取引の特徴を理解しているか。
②各種の為替リスクを適切に整理・分類しているか。
③為替レートの変動(円高・円安)が輸出入業者や機関投資家に与える影響を理解しているか。
<キーワード>
変動為替レート、為替リスク、エクスポージャー、為替差益、為替差損
外国為替取引においては異種通貨の交換が行われるが、外国為替取引になぜリスクが伴うのかを述べる。
日本では、戦後しばらくは「固定相場制」がとられ、1米ドルは360円に固定されていたが、ブレトンウッズ体制により変動為替レート制へと移行し、市場での取引で通貨と通貨の交換は原則として変動相場となった。現在、外国為替市場は24時間常に取引が行われている。日本を基準にすると主要なアジア市場、中東市場、欧州市場、米国市場と順に開かれ、休むことなく取引が続く仕組みになっている。取引の種類は、外貨預金やFX(外国為替取引)、外国株式、外国債権などさまざまである。
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