佛教大学M6106_日本語学概論 第1設題

閲覧数2,611
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    M6106日本語学概論 第1設題のレポートです。A評価でした。レポート作成の参考にしてください。
    設題「仮名づかい」について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    M6106 日本語学概論 第 1 設題
    (1)
    「 仮名づ かい 」につ いて述 べなさ い。
    仮名遣いとは、広義での「仮名の使い方」であるとした場合、万葉仮
    名などを含むが、音韻と仮名が一対一の対応を成していた仮名遣いは狭
    義での仮名遣いにはあたらない。平安時代中期以降、音韻の変化によっ
    てそれまで区別のあった「い・え・お」と「ゐ・ゑ・を」の音や、語中・
    語尾の「は・ひ・ふ・へ・ほ」と「わ・ゐ・う・ゑ・を」の音が同音と
    なったため、区別して書き表すことが困難となり、鎌倉時代初期には混
    同が甚だしくなった。音韻と仮名との間に一対一の対応が保てなくなっ
    た時期において設定された概念としての仮名遣いとは、国語を仮名で書
    き 表す場 合に 、どん な仮名 を用い るかに つい てのき まりであ る。
    その仮名遣いを最初に世に行ったのが、定家仮名遣いである。鎌倉時
    代から室町・江戸時代にかけて歌学の世界で盛行した。藤原定家は『下
    官集』のなかで「をみなへし」「おく山」「しろたへ」「すゑ」などの語例
    を挙げて「を・お」「え・へ・ゑ」「ひ・ゐ・い」の三種八文字の仮名に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。